大分県は椎茸の生産がとっても盛んです✨特に乾燥椎茸に至っては長年生産量日本一を誇ります!😄この椎茸、主に大分県内でも寒い地域で栽培されることが多く、『原木(げんぼく)』に菌を植え付けて山の中で育てる『原木栽培』によるものがほとんど。
この原木栽培、最初に始めた人として言い伝えられているのは、大分県でも比較的温暖でミカン栽培が有名な『津久見市』出身の源兵衛さん😲今でも『千怒(ちぬ)』という地域にその功績をたたえた石碑が立っています。
「そもそも原木栽培って?」と思われた方、目の付け所が素晴らしい😆じつは椎茸に限らず、販売されているキノコ(菌茸:きんたけ)には大きく分けて『原木栽培(げんぼくさいばい)』と『菌床栽培(きんしょうさいばい)』があります。
原木栽培は、切り出した丸太にいろいろと下準備をして、菌がいる『こま』と呼ばれるものを植え付けて、山の中で自然に育つのを待つという、収穫までとっても気の長ーい作業が必要な育て方です😭天候に左右されたり虫がついたり、きれいに育てるにはとにかく手間がかかります…。
収穫も一つずつ丁寧に、手でむしり取っていきます。原木の高さは大体1m程度なので、大の大人が薄暗くてじめじめした山の中で、中腰で収穫して回るという過酷な作業😱
一方菌床栽培は、菌床に菌を植え付け、菌茸が育ちやすい温度と湿度を管理した室内で育成されることがほとんど。季節にかかわらず安定した出荷が可能なため、暑い時期に出回っているのは基本的に菌床もの。収穫は石づき部分を菌床から切り離すため、原木と見分けがつきやすくなっています😊
この育て方の違いが大きく影響するのが、香りなんです😮『香り松茸 味しめじ』と言われるように、菌茸にとって香りの要素はとっても重要な部分。この香りが、原木栽培はとっても濃いんです!😋生でも当然おいしいですが、干して味と香りがぎゅっと凝縮された大分県産乾燥椎茸はこれまた絶品!
少しずつ寒くなってきて、おいしい原木椎茸がとっても楽しみなまるしば青果でした😍焼いて『かぼす醤油』で食べれば幸せになれるで~
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